信頼と安心を与えるスーツの襟幅
2021/09/06
「装いを通して未来を創る」
ミオサルトの栢野(カヤノ)です。
スーツ創りが
自分の想いと向き合うキッカケとなるよう
取り組んでいきます
昨日のブログでは、
スーツをオーダーするときには
普段から着ているスーツで行くことをお勧めします!
そんなことをご紹介させていただきました。
スーツでご来店いただいたお客様には、
そのスーツのサイズ感はもちろんですが、
デザインについても確認をさせていただいています。
◇ 注目するべきは「スーツの襟幅」
「着てきたスーツは、かなり前に購入したスーツなんだよね」
と言われた時には、
襟幅が細いスーツであることが多々あります。
襟幅が5.0㎝~7.0㎝くらいのナローラペルのスーツは、
モードブランドのタイトスーツに取り入れられて
タイトスーツ全盛期だった時に良く見られたデザインです。
スタイシュッルな印象がグッと引き立ちますよね!
※写真はイメージです(ナローラペル)/Pinterestより
しかし、わたしがお勧めするのは
もう少し太めの襟幅です。
スーツの襟は、正面部分にあたり
必ず周囲の人の目に留まる部分。
襟の形や幅まで注意して見ている人は
少ないでしょうけど、
潜在的な部分で、
信頼感、安心感、スタイリッシュな印象
などなど
様々な印象を与える部分なのです!
王道の襟幅は「8.0㎝」
襟幅ひとつとっても
ナローラペルと言われるものは「5.0㎝~7.0㎝」
ワイドラペルと言われるものは「9.0㎝~10.0㎝」
とバランスは様々。
襟が細いと、
スタイリッシュでファッショナブルな印象になり
襟が太いと、
落ち着いた印象になるのですが、
ひとつの基準として
「8.0㎝」という数値を覚えておきましょう。
身長、肩幅、バストサイズ・・・
体型には個人差がありますので
実際には、これらを考慮して
お客様に相応しい襟幅を設定していきます!
大柄でがっしりしている方は少し太め(8.5㎝~9.0㎝)
身体が細い方や肩幅が狭い方には細め(7.0㎝~7.5㎝)
◇ なぜ細めの襟幅をお勧めしないのか?
職種や業種にもよりますが
多くのビジネスマンとってのスーツは、
お洒落着ではなく
周囲の方へ
自分のキャラクターや想いを伝える
コミュニケーションツールではないでしょうか?
ビジネスの場面においては、
お洒落感よりも
信頼感・安心感を与えられるような装い
が大切になってくると思うわけです。
年齢を重ね、
会社内での役職・立場が変わってくると
尚更ではないでしょうか?
安心感・信頼感に加え、貫禄、力強さ、
落ち着いた印象を与えたい方は、
8.5㎝や9.0㎝と襟幅を広くすると良いですよ!
私の身長、肩幅、バストのサイズであれば
8.0㎝が標準ですが、
ここ数年は、少し太めの「8.5㎝~9.0㎝」で作っています。
お客様に安心感を与えたい想いと
少しばかりの貫禄が欲しいからです!
細い襟幅のスーツは、
格好良くてスタイリッシュに見えますが、
安心感・信頼感を印象付けるには、
細いよりも太いです!
わたしがビジネスマンの方にお勧めする襟幅は、
最低でも8.0㎝!
信頼感・安心感を大切にしている
ビジネスマンの方は
是非、覚えておいてくださいね!
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