ミオサルト　栢野です。

 

 

 

先日、20代のお客様より礼服のご注文をいただきました。

 

礼服を着る機会は少ないのですが、

急に必要となるのが礼服なんですよね。

 

 

「この日までに準備をしておこう」ではなくて、

思い立った時に準備しておくことをお勧めしています！

 

 

さて、

礼服については通常のスーツと比べて

「黒色の深さ」「サイズ感」のふたつに違いがあります。

 

 

今日はサイズ！

特に「シルエット」や「ゆとり」について

触れたいと思いますが

礼服には適切な「ゆとり感」が必要だと考えています。

 

 

特に、普段スリムサイズのスーツを

着用なさっている方は

そのままのサイズで礼服を作るのは

危険なんです･･･

 

なぜ礼服でスリムシルエットは危険なのか･･･

 

 

着用場面を想像してみると

 

法要の場面では、

座敷で正座をする機会があるかもしれません。

 

着席をした状態で食事をすることもありますね。

 

 

スリムシルエットの場合、

イスへの着席は問題なくても

正座をした際には、窮屈に感じることもありますし

生地の痛みや縫製部分の解れなどにも

繋がる恐れがあります。

 

 

 

また、

「慶事・弔事」どちらの場面にも着用できることを考えると

スタイリッシュさよりもあくまで控えめに！

トレンドよりも定番のシルエットがベストですね。

 

 

 

どのくらいの年数着ることができるか？

という面から見ても、

着用回数の少ない礼服は

生地の傷みや虫食いなどがなければ

5年～10年と長期にわたり着用できます。

 

その期間中には、多少なりとも体型の変化があるかもしれませんね。

 

 

そのようなことを踏まえると

ジャストサイズ・スリムシルエットではなく

「ゆとり感」は大切なポイントとなります。

 

 

スリムシルエットのスーツがお好みの方からすると

礼服は少しゆとりがあるように感じてしまうかもしれませんが

そのゆとり感は礼服には必要なゆとり感だと考えていただけると嬉しいです。

 

そして、

「ゆとり＝ダボダボ」というわけではないのでご安心ください！

 

 

「お好み」と「必要なゆとり量」

このバランスを取りながら仕立てられるのも

オーダーメイドの魅力です！

 

 

礼服をお持ちでない方

かなり昔に購入して礼服を新調しようと考えていらっしゃる方

 

礼服もオーダーメイドで仕立ててみませんか？

 

 

 

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