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春夏だけど肉厚で重厚感のある生地に注目!

春夏だけど肉厚で重厚感のある生地に注目!

2022/03/12

ミオサルト 栢野(カヤノ)です。

 

 

春夏スーツのご注文をいただくなかで

本日は、ちと珍しい生地をご紹介いたします。

 

春夏の生地となると、

風通しが良い、薄く・軽い生地が多く見られます。

色柄も少しばかり明るめのトーンが増えるのも

季節の特色が感じられる点で面白いところです。

 

 

ただ、春夏生地だからといって、

全ての生地が薄く軽いモノだけではないんです・・・

 

 

CANONICO社より「スプリング4プライ」のコレクションです。

 

 

「ウールは繊維が細くて、繊細であるほど品質が高い」

と言われることもあるのですが、それだけが高品質の証なのか・・・

細い繊維のウールで織られる生地の高級感は素晴らしいものがありますが、

その反面とてもデリケートなんです。

そのため、着用シーンや頻度によっては、すぐシワになってしまった。

せっかく良い生地で仕立てたのに、すぐに痛んでしまった・・・

そんな声が挙がることもあります。

 

 

生地の耳に入っている「21マイクロンウール」

これは原毛の細さを表しています。

「21マイクロン」という細さは、

品質が高いとされる極細の部類には入りませんが

実用性という面からすると頼りになるもは間違いありません。

 

 

4PLY(4プライ)とは?

太い原毛を4本を撚ることで1本の糸を作っています。

今回のカノニコでは21マイクロンの原毛4本を撚って1本の糸を作り

その糸を用いて生地を織っています。

 

 

多くの生地は、

1本の原毛を撚る単糸

2本の原毛を撚る双糸

 

経と緯の糸を

「単糸×双糸」「双糸×双糸」などの組み合わせを用いて織ることが多いんです。

 

 

 

 

4プライの太い糸で織られた生地は、

ザックリとしているため、高い通気性があり

肉厚な生地感であるため、シワの復元力、優れた耐久性が魅力です。

 

スーツとして出来上がった時の仕立映えは想像するだけで楽しみです。

 

 

 

是非、お店で生地を手でクシャッと握っていただくと

生地の復元力に驚くこと間違いなし!

 

よく薄い生地だと耐久性を気にされる方も多いですが

この生地であれば安心してご着用いただけるはずです。

 

これまで春夏スーツは耐久性が・・・と悩んでこられた方は

是非、肉厚で重量感のある生地も試してみては?

 

仕立方を工夫すれば重量感をマイナスとしてではなく、

安心感というプラスに繋げて、快適にご着用いただくこともできます!

 

 

1度、重量感のある生地のスーツを体験してみると

病みつきになるかもしれませんね。

 

 

 

福岡県 北九州市で

オーダースーツを作るなら

ミオサルトへ。

 

 

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