ミオサルト　栢野（カヤノ）です。

 

 

 

ここ最近、

縁あって仲良くさせてもらっている29歳の男性。

 

私は大学まで

彼は社会人まで

野球をしていたという

共通点があったり、

とにかく愛されキャラの彼は

「優樹さん！優樹さん！！」

と色々と頼ってきてくれることもありまして

 

34歳にして

ほっとけない友達ができました（笑）

 

 

 

さて

そんな彼は、

ここ最近、転職をして

現場に出たり

営業マンとして活動したり

忙しい日々を過ごしているようです。

 

私が仕立屋ということで

ビジネスマン・営業マンとして

どんなスーツを着て仕事をするのが良いか？

相談をしてくれます。

 

 

縁ある人のお役に立てることは

とても幸せなことですし

彼が仕事で活躍するために

装いを通してチカラになると

決意しております！

 

 

 

自分の会社の製品・サービスを通して

お客様の悩みを解決したり

人生を豊かにするための

役割を担っているセールスパーソン。

 

友達も含め

そんな皆様に

今日はひとつだけ

伝えたいことがあります。

 

お客様と「信頼を築いていきたい」なら

持っている黒色のスーツは脱ぎ捨てよう！

 

 

日本では

黒色のスーツを着ている

ビジネスパーソンをよく見かけますが、

これは日本独自の文化で

欧米では仕事に黒色のスーツを着る習慣はなく

日本においても賛否両論があるんです。

 

 

 

1990年代後半までは就職活動においても

濃紺やダークグレーが一般的でしたが

2000年代になると、

ディオールやプラダなどのモードブランドから

細身のブラックスーツが登場し、

紳士洋服店、スーツ量販店にも

ブラックスーツを求める声が増えて

広がっていたようです。

 

また、2000年代初めの就職氷河期においては

「就職活動」だけではなく

「冠婚葬祭」でも着用できる点から

汎用性が高くて便利なのが

黒色のスーツだったと言えるようです。

それが、就職活動の学生だけではなく

ビジネスマンの間にも広がっていきました。

 

 

しかし、

先ほども述べましたが

ビジネススーツとして

黒のスーツを着ているのは日本独自。

グローバル社会である現代において

装いもグローバルスタンダードに

合わせていきたいというのが

私の考えです。

 

どの国の人と会っても

不快感・違和感を感じさせない

そんな装いを目指すべきではないでしょうか？

 

 

ただ、

単純にグローバルスタンダードに

合わせるのが良いから

黒色のスーツはビジネスで着ないようにしよう！

と考えているだけではなくて

「色の印象」を大切にしているからです。

 

 

■ 黒色の持つ印象は信頼を築くためにベストなのか？

 

 

何色にも染まらない黒。

様々な印象があります。

 

＜ポジティブイメージ＞

気品、優雅、高級、洗練、

大人、上品、威厳･･･

 

＜ネガティブイメージ＞

絶望、孤独、恐怖、暗い･･･

 

 

ポジティブイメージを踏まえて

黒色のスーツで考えると

タキシードや礼服などの

フォーマルスーツに由来する

優雅さ、品格、威厳といった

印象が強くないでしょうか？

 

もちろん

黒色のスーツも素敵です！

洗練された雰囲気や威厳を感じさせる

大人の1着だと思います。

 

 

ただ、

お客様と信頼関係を築いていきたい

セールスパーソンには

「威厳」「高級感」よりも

他に与えたい印象があるのではないでしょうか？

 

スーツの定番色である

ネイビー・グレー

 

色のトーンや柄によっても

印象は変化していきますが、

「誠実」「爽やか」「柔和」

「活発」「品格」「調和」などが

装いから感じられる方が

信頼を築いてくための見た目に

近づきそうではないでしょうか？

 

 

 

 

 

 

 

黒色のスーツを着た友達に

私のネイビースーツを着せましたが

印象の違いに驚いている様子でした！

 

 

自分の役割

相手との関係性を築くうえで

どんな印象を与えたいのか？

どんな自分で在りたいか？

考えながら

ベストな装いを創っていきましょうね。

 

 

 

福岡　北九州　で

オーダースーツを作るなら！

装いについてお悩みの際には

ミオサルトへ。