「装いを通して未来を創る」

 

 

福岡県北九州市

小倉北区にあるオーダースーツ専門店

ミオサルトの栢野（カヤノ）です。

 

オーダーの時間を楽しみながら

自分の想いと向き合うキッカケにして欲しい。

 

ミオサルトのスーツを着ることで

自信をまとい、輝く未来を歩んでいただきたい。

 

そう願っています！

 

 

 

 

ふと昔のことを思い出すとき

 

そんな時が皆様もあるのではないでしょうか？

 

 

 

わたしがオーダースーツ業界に入った最初の頃に

スーツの納品を担当させていただいたお客様。

 

その方とのやりとりのおかげで

お客様との採寸時に大切にしていることがあります。

 

 

 

◆ 定番を踏まえたお客様個別のサイズ感

 

スーツのサイズには定番と言われるサイズバランスがあります。

 

例えば、

 

【ジャケット】

肩幅は軽く一掴みできる余裕。

 

袖丈は袖口からシャツが1.0㎝～1.5㎝ほど覗く長さ。

 

着丈は手を下げたときに上着の裾が手で掴める長さ・

お尻が見えるか見えないかギリギリの長さ。

 

 

【パンツ】

ウエストは指が一本入るくらいの余裕。

 

股下の長さは、靴下が見えないくらいの長さ。

 

ヒップは横にシワが入らない程度の余裕。

 

などなど

その他にも色々な部分のサイズがあります。

 

 

 

「定番」を踏まえ、個々の体型や普段の動き、

時代など色々な要素を踏まえて、お客様に相応しいサイズに仕立てていくのです。

 

 

 

 

 

前職時代、お客様に出来上がりのスーツを試着していただき

サイズの確認をしている際、

 

 

パンツの股下をもう少し長くしていただけないですか？

 

実は、住宅メーカーに勤めていて

住宅展示場でお客様とお話することも多く、

革靴ではなくスリッパで過ごすことも多いのです。

 

 

パンツ丈を革靴を履いた時にノークッションに設定すると

スリッパを履いた時に、短く見えてしまい少しカジュアルな印象に感じてしまいます。

 

お客様に安心して任せていただくために、もう少し長く調整していただきたい。

 

様々な年齢層のお客様、ご夫婦やそのご両親などから見られても信頼していただけるスーツ姿で仕事に臨みたいんです。

 

とお話してくださったのです。

 

 

体型を踏まえた「定番のサイズ」、「お好みのサイズ」

さらに

「お客様の着用場面に寄り添ったサイズ」の大切さを感じた出来事でした。

 

それ以降、住宅メーカーにお勤めのお客様には

着用シーンを踏まえて、より念入りに股下の長さについて確認をするようになりました！

 

 

そのほかにも

 

ジャケットの袖丈は

シャツが1.0㎝～1.5㎝覗く長さが基本ですが

 

お客様に対して机の上でご提案することの多い

営業マンの方のなかには

 

手を動かしながら資料の内容説明をしている際に

袖が上がりすぎると見栄えが悪くなってしまう。

 

板書をする際の、塾の講師や学校の先生も

同じお悩みを感じていらっしゃいました。

 

 

 

もちろん、

定番のサイズから大きく外れてしまうと

バランスの悪いスーツ・見栄えになってしまいますが

 

お客様の着用シーンをどれだけ細かく切り取れるか？

そこで着用しているスーツがどのような見え方になるのか？

 

定番のサイズを踏まえつつ

お客様お一人お一人の体型・印象付けに加え

着用シーンに相応しいサイズにすることは大切なことです。

 

 

 

オーダースーツ業界に転職して

すぐにこのような体験をさせてくださったお客様のおかげで

早い段階からこの考え方を持つことができました！

 

日々、スーツ作りのお手伝いをさせていただけるお客様に感謝の気持ちを持って、

その経験を生かしてスーツを作っていきます！

 

 

 

福岡県 北九州市で

オーダースーツを作るなら

ミオサルトへ。